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2024
installation
ある日、きりもちを焼き忘れてしまい翌日まるで玉手箱を開けたかのようにカピカピになった姿で「きりもち」が発見された。そのとき発見されたきりもちは、明らかに元のきりもちではない何かであった。私のよく知るあのきりもちはどこに行ってしまったのか…本作は、乾燥したきりもちに食欲を感じれなかった作者が、「なぜ食欲を感じなくなったのか、そもそも何に食欲を感じていたのか」疑問に思い、複数の視点から、きりもちを推理していく様子をテキストとオブジェクトで表したインスタレーション作品である。
協力:山岸奏大 / 刀根真澄